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2010年12月に予定する東北新幹線新青森駅開業に伴い、JR東日本から第三セクター「青い森鉄道」に経営分離される並行在来線(東北線)をめぐり、青森県は8日、八戸ー青森間の線路や駅舎などの鉄道資産を約83億7000万円でJRから譲る受ける方針を明らかにした。県側は当初、無償・低額譲渡を求めていたが、JR側から駅舎の修繕などで100億円規模の支援を得られると判断した。 同日、記者会見した三村知事は「長期的な視点に立てば、県の実質的な負担は増えない。JR側の配慮を高く評価したい」と語った。 県によると、JR側は交渉の中で、これまで主張してきた譲渡価格160億円をほぼ半分まで引き下げた。さらに@譲渡前に駅舎や線路などを修繕するA青い森鉄道に一定期間、JR社員を出向させるB青い森鉄道へ中古車両を譲渡するC開業時に大規模なキャンペーンを実施し、新型リゾート列車を導入するなどの支援策を示した。 県側はJR側の提案で譲渡価格を上回る約100億円の支援が得られ、県側の負担が実質的になくなるとして、合意を決断した。譲渡金の財源は約7割が起債、残りは「発電用施設所在地市町村等振興基金」の取り崩しで賄う。 県は金額の根拠について「交渉事あんおで内訳は明かせないが、交渉の過程で積み上げた金額は100億円に達する」としている。 県は県議会2月定例会に合意内容を報告し、今秋までに運行計画などを国に提出する。開業直前の2010年秋に県議会の議決を経て正式に契約し、JRに譲渡金を支払う考え。 八戸ー青森間96kmの運営を引き継ぐ青い森鉄道は現在、目時(青森県三戸町)−八戸間25.9kmを運営している。 |
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